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【北欧神話1】起源は一匹の牛と巨人と神。ここから始まるファンタジア

 

どうも、あるえです。

今日からは神話についても書いていきます。トップを飾るのは【北欧神話】

なぜ北欧神話を最初の題材にしたかというと私の神話好きは北欧神話を知り、触れて、のめりこんだ事がきっかけだったからです。

そんな思い出深く、魅力に溢れた神話をこのカテゴリの皮切りとしたい。

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 生活や文化と北欧神話の密接な関係

本題に入る前に是非知って欲しい事がある。と、言うのもこの北欧神話というのは実は生活や文化と密接な関係があるんです。

例えば曜日の英語表記。いつも何気なく使っている曜日ですが、英語のそれぞれの曜日には名前の由来があるんです。このうちTuesday、Wednesday、Thursday、Fridayは「北欧神話」の神々の名前からきています。

ちなみにSunday、Monday、Saturdayが「ローマ神話」からきています。なぜ二つの神話から一週間が成り立っているかと言うと、ルーツとなる民族が同じだからですがそれについては別の記事で書くとして、さっそく由来を見ていきましょう。
Tuesday 火曜日
Tuesdayの語源は「Tyr(チュール)」。「Tyr」は北欧神話の軍神で、主神 Odin(オーディン)の3番目の息子です。Tyr(チュール)⇒ Tiw(ティウ)に変化し「~の」を意味する「es」が付いて「Tuesday (チュールの日)」。
Wednesday 水曜日
Wednesdayの語源は「Odin(オーディン)」北欧神話の主神です。Odin(オーディン)⇒ Woden(ウォーデン)に変化。「~の 」を意味する「es」を付けて変化し「Wednesday (オーディンの日)」
Thursday 木曜日
Thursdayの語源は「Thor(トール)」。「Thor」は北欧神話の戦神・雷神で、Tyrと同じくOdinの息子です。「~の」を意味する「es」が変形して付いて「Thursday」(トールの日)
Friday 金曜日
Fridayの語源は「Freija(フレイア)」北欧神話の愛と美の女神です。

以上が北欧神話の神々が由来の曜日です。

 他には私たちが普段目にする映画や漫画、アニメやゲームなんかにも数多く題材として使用されています。有名どころで言えば「ロードオブザリング」「進撃の巨人」が該当しますね! ほんとキリがないほどあります。

北欧神話の起源

では、ここからは神話の大筋のストーリーについて触れていきます。まずは物語冒頭、プロローグです。

北欧神話での世界が始まった時には、南の灼熱の世界であるムスペルヘイムと、北の極寒の世界であるニヴルヘイムがあり、その間にギンヌンガ・ガップが存在していました。

ギンヌンガ・ガップというのは「あくびする裂け目」という意味でそれがどのようなものであったかは明確にはなっていません。大地が避けていたのか、はたまた壁や大岩に亀裂があったのかは想像心を掻き立てます。

ニヴルヘイムにはフヴェルゲルミルという泉があり、これを源流として11の川が流れ出し、ギンヌンガ・ガップに注いでいました。フヴェルゲルミルから湧く水には毒が含まれており、この毒は流れている間に氷結し、ギンヌンガ・ガップのあたりで川全体を満たし、流れを止めるようになりました。そこにムスペルヘイムからの熱風が吹き付け、氷の一部が霜となります。この霜から、やがて原初の霜の巨人ユミルが誕生するのです。また、同じ霜から巨大な雌牛アウズンブラが誕生します。

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アウズンブラの乳を飲むユミル

ユミルは足から息子を産み、脇の下から男と女が1人ずつ現れた。こうしてユミルは彼らから産まれたヨトゥン 及び巨人達の親となる。
眠っていたユミルは後に目を覚まし、アウズンブラの乳に酔う。彼が酔っている間、牛のアウズンブラは塩の岩を嘗めた。この出来事の後、1日目が経って人間の髪がその岩から生え、続いて2日目に頭が、3日目に完全な人間の体が岩から現れた。これが北欧神話最初の神であるブーリです。


霜の巨人の殺害と世界創造


神であるブーリもユミル同様に男神ボルを生み出します。このボルは、ユミルの孫にあたる女巨人ベストラと結婚し、オーディン・ヴィリ・ヴェーの三柱の神を生み出します。

男女の結婚によって生み出されたものは、この三柱の神が最初でした。オーディンとその兄弟たちは、成長すると巨人族と対立するようになります。
巨人族は、その体を形成した霜の中に毒が含まれていたため、非常に凶暴だったことが、この対立の原因だとされています。

三柱の神は自分たちが十分に強大な力を持っていると感じ、ユミルに打倒します。ユミルの死体からはおびただしい血が流れ出て、この血によってその他の巨人は一組の夫婦を残してすべて死に絶えてしまいました。

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三柱の神と倒したユミルとアウズンブラ


ユミルの死体は、オーディンたちによって解体され、その血は川や海の水となり、頭蓋骨は天蓋となり、骨は山となり、歯と細かな骨は岩や石となり、髪の毛は草花となります。脳は天に浮かぶ雲となりました。
何故かまつげで人間の住むことになるミッドガルドを囲む壁が作られています。

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創造された世界

 

これがオーディンとその兄弟(ヴィリ、ヴェー)による世界の創造の話です。

 あとがき

いかがでしたか?ここまでが北欧神話の成り立ちから世界創造までの話です。

北欧神話はゲルマン神話の一種で、ノルウェー、フィンランド、デンマーク、アイスランドおよびフェロー諸島に伝わっており、極寒の地で生まれ育った人々の中で浸透していました。過酷な環境の中で生まれたこの神話には当然シリアスな展開もあり最後には滅びを迎えるわけですが、それまでに展開される神々と巨人のユーモア溢れたエピソードも魅力の一つです。

次回は世界創造後の話です、生まれた9つの世界。お楽しみに。

 

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※神話の内容につきましては諸説あります。この記事の内容はあくまで私の得た知識から成り立つものとなりますのでご了承くださいませ

 

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